2005年06月29日


昨日書いた内容を補足すると、
この世における希望は
現時点では不可能と思えるようなミッションのゴールに向かって
一歩一歩近づいていこうとするプロセスのなかにある
ということです。

ビビッてしまい、一歩を踏み出すのを自分自身ためらうような、
でももしそれができたとしたら全身震えながらガッツポーズするんじゃないかと思えるようなことはなんでしょうか。

そこと現実との間を埋めていくのが努力という行為になります。


若者に対する教育のひとつの役割は、そういった達成への喜びや快感を体験させてあげるということではないでしょうか。

努力をしないのに何かが与えられてしまうのは、ある意味不幸なことでもあります。
そこには希望も、深い部分からの喜びも湧き出てはきません。
つまり感動が味わえないのです。


強い感動は、ミッションに対して本気になったときにその芽が出てきます。
そしてその感動を知ることで、他人の努力に対する敬意も出てくるのです。
他人の努力に対して拍手、感動ができるようになるのです。


でも、ミッションは、いきなり壮大なものを想定しなくて構いません。
最初は、目の前に転がっているような小さく見られがちなものでいいのです。
しかし、それは決してイージーに成し遂げられるものではない。
努力をしないと、ゴールには行き着かないものです。
そういうものに対して、本気になることが大切です。
小さいことに、本気になってみるのです。

そこで得た経験は、必ず次につながっていきます。
決してつまらないことではないのです。
それはどこかで花となります。人が立ち止まり、思わず見とれるものとなるのです。



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unojin at 01:33コメント(0)トラックバック(2) 

2005年06月28日

普通読みで村上龍さんのエッセイ本、『ハバナ・モード』(KKベストセラーズ)を読んでいます。
(バナナ、ではないんですね。本屋さんで尋ねるときはご注意を)


ハバナ・モード
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 だが当たり前のことだが、何とかなるだろうという曖昧でポジティブな前提と、このままではどうしようもないというという絶望の間に、わたしたちの努力のすべてがある。そして実は、曖昧でポジティブな前提と救いのない絶望の広大な乖離から個人としての希望のようなものが生まれる。
 ・
 ・
 ・
曖昧でポジティブな前提とその実現に際して持つ不可能性の自覚だけが、人生の局面に小さな亀裂を作り、努力する対象にわたしたちをフォーカスさせる。

(14−15p)



希望とはどこに存在するのか、そのありかをズバリと教えていただいたように感じました。

私たちの本当の宝の地図は、実はそのようなものなのではないでしょうか。


例えば何かモノを手に入れるとか、どこかに行ってリラックスするといったことよりも、
努力を積み重ねていくと実現できるかもしれないという可能性、「無理かもしれない」「いや絶対に成し遂げてみせる」という狭間を埋めていこうとする気概のようなものがその人の本当の宝になるのです。


引用させていただいたところだけでは、ちょっと内容がわかりにくいかも知れませんね。

希望とはどういうものかを知りたい/考えたい方、自分の内面の宝を見つけたい方、
ぜひ一読をオススメします。


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ハバナ・モード



unojin at 00:31コメント(1)トラックバック(1)オススメ本 

2005年06月27日

フォトリーディングトレーニング、この2週間で29冊読みました。

矢印(静止)フォトリーディングトレーニング21、22週間目に読んだ本。

トレーニング6ヶ月目で、累計300冊を超えました。
unojin at 00:05コメント(0)トラックバック(0)フォトリーディング記 

2005年06月16日

先週、『明日はござなくそうろう』(細川護煕さん著/ダイヤモンド社)を読みました。


明日はござなくそうろう―リーダーの条件
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 いったい何のために学問をするのか。それは深い教養を身につけるためだということでしょう。教養とは、お茶やお花や英会話やパソコン教室に通って、カルチャー、カルチャーと言うことではありません。教養とは、一言で言うなら「思いやり」があるということです。
   (1989,3 熊本県立大津高等学校卒業式)

(20p)


喫茶店で読んでいて、なるほど、と思いました。


どれだけ勉強したとしても、他人に対する思いやりの心が育っていかなかったとすれば
それは本当に教養を身につけたとは言えないということになります。

インテリ、というと冷たい印象がありますが
そのイメージ通りの人は教養人ではないのです。


本を読む目的も、即物的な現代社会ではすぐにおカネに結びつけることを考えてしまいがちですが
さらに大きく考えると、もっと違うものがみえてきますね。


いいことを教えていただいた気がしました。


unojin at 22:14コメント(0)トラックバック(0)読書雑感 

2005年06月13日

フォトリーディングトレーニング、この2週間で読んだのは27冊。

矢印(静止)フォトリーディングトレーニング19、20週間目に読んだ本。

トレーニング5ヶ月目は52冊を読み、累計では278冊となりました。
unojin at 01:07コメント(0)トラックバック(0)フォトリーディング記 

2005年05月30日

フォトリーディングトレーニング、この2週間で読んだのは25冊。

矢印(静止)フォトリーディングトレーニング17、18週間目に読んだ本。


unojin at 09:15コメント(0)トラックバック(0)フォトリーディング記 

2005年05月16日

フォトリーディングトレーニング、ここ2週間で24冊読みました。

矢印(静止)フォトリーディングトレーニング15、16週間目に読んだ本。

トレーニング4ヶ月目は54冊、累計で226冊となりました。
unojin at 08:48コメント(0)トラックバック(0)フォトリーディング記 

2005年05月03日

先週読んだのですが、岡本太郎さんの『壁を破る言葉』、オススメです。


壁を破る言葉
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横浜のスターバックスで真剣に読んでしまいました。

「形なんか関係ない、もっと生きたいように生きろ、やりたいようにやれ、言いたいことを言え、表現したいことをバンと出せ」
と言われたように感じました。


unojin at 08:53コメント(0)トラックバック(0)オススメ本 

2005年05月02日

フォトリーディングトレーニング、先週は15冊読みました。

矢印(静止)フォトリーディングトレーニング14週間目に読んだ本。

集中講座受講後3ヶ月と2週間ですが、これで200冊を超えました。
unojin at 00:00コメント(0)トラックバック(0)フォトリーディング記 

2005年04月26日


ビリオネアに学ぶ『億万の法則』
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買おうかどうしようか迷ったくらいだったのですが
読んでよかったと思いました。


 私は、誰かと会うときには、相手がどんな人であっても、必ずその人が、
 「私があなたにとって重要な存在だと感じさせて欲しい!」
 という目に見えない看板を掛けている姿を思い浮かべるようにしています。
 その看板に即座に、積極的な態度で対応する効果は絶大です。
 しかし多くの場合、人は自分のことだけにとらわれていて、ほかの人も自分は大切な存在なのだ、と感じたがっていることに気付いていません。
(85−86p/メアリー・ケイ・アッシュ)

他人の自己重要感を大切に、ということですね。
わかっていても、なかなか常にはできないことです。
そこで看板を思い浮かべるということを、メアリー・ケイ・アッシュさん(メアリー・ケイ・コスメティックス創立者)は習慣としたのかも知れないですね。
面白いと思いました。


なかなかできないことが人生においての修行ということなのかもしれませんね。




unojin at 09:07コメント(0)トラックバック(0)オススメ本